▲分かりやすい木材乾燥のメカニズム
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これまでムリとされてきた、含水率15%以下を実現した完全乾燥材を使用!!
スーパーJドライ完全乾燥材
東京大学との共同研究開発により実現!
背割れなし 含水率15%以下を実現 腐朽菌の活動停止
製品精度は、集成材と同等
無垢材でここまでの商品は他にない! |
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■言葉の由来 |
もともと古代人が桧材を棒でもんで火をつくる方法を発見したことから『火の木』と呼ばれ、それが転じて『ヒノキ』となったと言われている。「ヒ」には、「良い」という意味があるため、ヒの木と呼ばれたと言う説もある。 |
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■分布 |
福島県以南から九州まで分布桧は杉と比べると、やや乾燥した土地を好み、杉より成長が遅く手入れも多く必要とする材である。材の色は、淡紅白色。肌触りがなめらかで、肌目が非常に緻密。独特の艶と香りがあり、強度に優れ狂いが少なく耐久性はトップクラスで活用範囲は広い。 |
■用途 |
土台・柱・垂木・根太・母屋・貫・敷居・鴨居など桧は昔から日本の木の文化を支え、その形成に大いに貢献してきた。『日本書記』の中に「杉・楠の木は船に、桧は宮殿に」と記されているとおりその数千年も前の時代から桧が宮殿建築用として使用され、最適最高の材であることが証明されている。 |
■抗菌・防虫効果のある檜 |
桧は独特の匂いがあり安息効果があると言われています。その成分には「アルファピネン」(注1)や「ボルネオール」(注2)や「ヒノキオール」(注3)などの精油分によるもので、人間には心地よいが虫(ダニ・白蟻等)や細菌には恐ろしく嫌な匂いらしいです。桧は、香りで心を癒す・・・・この香りには精神を安定させる科学的パワーがあります。人はいい香りをかぐと、自律神経の緊張がほぐれて血行がよくなり、心身ともにリラックスできます(アロマテラピー効果)。とくに桧はその効果が高く精神安定剤の代わりに桧の精油を持ち歩くスポーツ選手もいるそうです。 |
(注1)アルファピネン:抗菌や解毒作用があり、野菜のみょうがにも含まれ精神安定にも効果があ ると言われています。 |
(注2)ボルネオール:防虫や抗腐敗・解毒作用があり、入浴剤やアトピー皮膚炎等の薬剤にも使用されています |
(注3)ヒノキオール:抗菌・防蟻・リラックス効果があると言われている。 |
■法隆寺 |
法隆寺を建てた頃、木と言えば桧でした。桧は、伐採してから200年は強くなり続けそれから1000年という長い時間を経てゆっくり弱くなる。法隆寺の昭和大修理をした時に交換した材は35%だけで残りの材は1300年前のままの材を使用したと言われています。もし、欅や松を使用していたらだいたい600年くらいしか持たなかったでしょう。杉で800から1000年くらい。桧だから、1300年以上も搭を支えているといわれています。 |
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■伐採後、強度が増す檜 |
1300年前の法隆寺で使用された桧と新しい桧、どちらが強いか?桧は伐採されてから200〜300年の間は、強さや剛性が徐々に増して2〜3割も上昇し、その時期を過ぎた後、ゆるやかに下降する。その下がりカーブのところに法隆寺の柱が位置して、新しい柱とほぼ同じくらいの強さになっていることがわかっている。木は切られた時に第一の生が終わり、建築材として使用される時に第二の生が始まり、その後何百年もの長い年月を生き続ける。桧は1000年経っても、削ればヒノキの香りがする。ようするに、桧は生きつづけているのだ。 |
■一般的な住宅資材と強度比較 |
一般的に使われる住宅資材と強度を比較してみても檜の良さは歴然です。木材の比重は0.3〜0.8、鉄の7.8やコンクリートの2.3と比べ極めて軽い素材です。この比重に対しての強度を調べると、引張比強度は鉄の約3倍、コンクリートの約120倍、圧縮比強度は鉄の約3倍、コンクリートの約10倍の強度です。つまり一般に強いといわれている鉄やコンクリートよりも檜の方が強い素材といえます。また一般に多く使われている資材と比較しても、耐久性・強度と、共に非常に優れている事が証明されています。 |
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ご覧のように、「スーパーJドライ檜」は強度・剛性の面から見ても、最高の建築材です。その驚くべき性能は、外国産の集合材の追随を許しません。この「スーパーJドライ檜」は、2つの特許を取得した乾燥窯「スーパーJドライ完全乾燥機」を使って乾燥しているのです。 |
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■人に優しい木 |
木は生き物にやさしい、健康素材
1986年に静岡大学農学部で、木製、金属製、コンクリート製の箱のうち、どれが生き物にやさしいかを調べる実験が行われました。それぞれの素材でできた箱にネズミの親子を飼育し、23日間調べました。その結果子ネズミの生存率が、一番高かったのが木製の飼育箱で85.1%、それに対し、金属製の飼育箱では41.0%、コンクリート製の飼育箱にいたってはわずか6.9%にとどまりました。「木」の家は生き物にとってやさしい環境なのです。 |
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■2100℃の火 |
ここまで高温に耐える木は火災にも強い |
一般的なイメージでは、「木」より鉄の方が火に強いと思われがちです。確かに木材が燃えやすいというのは事実です。しかし、ある程度の厚みを持つ木材の場合、表面が燃えると焦げて、火の進行をくい止める炭化層となります。この炭化層が進行をくい止め、木材の内部まで火を通さないので、強度はほとんど変わりません。鉄が550℃で強度を落とし変形するのに対し、構造材(スーパーJドライ檜)はなんと摂氏2100℃を超える炎で15分以上燃やしても、火が全体に燃え広がることはないという実験結果があります。 |
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■鉄の350倍 |
断熱性能の差は歴然。住宅の素材として抜群。 |
現在の住宅は快適性だけでなく、限られた資源を大切にするために、高い断熱性が求められています。冬は冷たい空気を室内に伝えない、夏は室内の冷やした空気を外の逃がさないという、住宅にとっての不可欠な性能を支えているのが素材自体の断熱性能となります。これは熱伝導率で表されます。
グラフでもわかる通り、この熱伝導率の数値は少ないほど高性能です。木材はなんと鉄の約350倍、コンクリートの約10倍の断熱性能があります。冬でも「木」に触れると暖かい感じがするのは、この断熱性が優れている証拠。「木」の温もりは、イメージだけでなく、科学的な数字でも立証されています。 |
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■鉄の4倍 |
断熱性能の差は歴然。住宅の素材として抜群。 |
住宅は、構造が木材、鉄筋コンクリート造に関わらず、素材を大量に使います。この素材が重ければ重いほど住宅に負担がかかります。これに地震や台風などの外力が加わると、その負担はさらに増加、そう考えると、住宅に使われる素材は軽くて強いほど優れていると言えます。
木材の比重は約0.3〜0.8、鉄7.8やコンクリート2.3に比べると極めて軽い素材です。この比重に対しての強度を調べると、引張比強度は鉄の約3倍、コンクリートの約10倍の強度です。つまり、一般に強いと思われている鉄やコンクリートより、「木」の方が強い素材と言えます。 |
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■約15% |
水分が少ないほど、木は頑丈になります。 |
木造建物の耐久性を向上させるためには、使用する木材に含まれる水分の量を抑えることが必要となります。当社のスーパーJドライ檜はすべて、含水率が約15%の完全乾燥材です。もともと丈夫な木材を乾燥させることによって、より硬くより丈夫にしているのです。乾燥材を使用することで建築中に木材が雨に濡れても心配はありません。表面についた水滴も中まで浸透することが少なく、すぐに乾燥してしまいます。 |
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